遊び方・ルール
百人一首の札には、歌の全文と歌人の絵が描かれた読み札 100 枚と、下の句だけがかなで書かれた取り札 100 枚があります。読み手が読み札を読み、取り手は読まれた歌の取り札を探して取ります。このページでは、散らし取りと 1 対 1 の 2 つの遊び方ができます。[1][5]
読み上げの代わりに、読みのかな(読み上げるときの音で書いたかな)が盤の下に 1 字ずつ流れます。上の句が流れた後、少し間を置いて下の句が流れます。速さはメニューで、ゆっくり(1 字 0.4 秒)・ふつう(0.25 秒)・はやい(0.17 秒)から選べます。
どちらの遊び方でも、1 首につき 1 回だけ札を押せます。押した札が違えば、その首はもう取れません。取るまでの時間は、1 字目が出てから押すまでで数えます。
散らし取り
取り札を場に並べ、読まれた歌の札を一番早く押した人が取ります。場の札が無くなったら終わりで、取った枚数の一番多い人の勝ちです。[5]
読まれた歌と違う札を押すとお手つきで、次の 1 首は札を押せません。誰も取らないまま読み終わって 3 秒たった札は、場から下げます(誰のものにもなりません)。
メニューで、相手の CPU の人数(1〜3 人)と場の枚数(10・20・50 枚)を選べます。読むのは場に並べた札だけです。
1 対 1
2 人がそれぞれ自分の陣に同じ枚数の札を並べます。相手の陣と自分の陣のどちらの札も取れます。自分の陣の札が先に無くなった人の勝ちです。[4]
相手の陣の札を取ったら、自分の陣の札を 1 枚選んで相手の陣へ送ります。出札(読まれた歌の札)が無い方の陣の札を押したり、場に無い歌(空札)で札を押したりするとお手つきで、相手から 1 枚送られます。出札がある方の陣の別の札を押したときは、お手つきになりません。[4]
メニューで、1 人の陣の枚数(6・10・25 枚)と、空札を読むかを選べます。初期設定では空札も読むので、場に無い歌も流れます。[4]
競技かるたのルールを参考にした遊び方ですが、画面で押した順で判定するので、払い手や、2 人が同時に触れたときの決まりはありません。暗記時間もありません。
決まり字
決まり字は、上の句の初めから何字まで聞けば、どの歌かが 1 つに決まるかを表すものです。百人一首 100 首では、1 字で決まる歌が 7 首、2 字が 42 首、3 字が 37 首、4 字が 6 首、5 字が 2 首、6 字が 6 首です。[2]
1 字で決まる 7 首(一字決まり)は、頭の字が「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」の歌です。6 字まで聞かないと決まらない 3 組 6 首は大山札と呼ばれ、11 番と 76 番(わたのはら)、15 番と 50 番(きみがため)、31 番と 64 番(あさぼらけ)です。[2]
決まり字は、読まれた札が増えると短くなります。たとえば 63 番「いまはただ」は、100 首では 3 字の「いまは」で決まりますが、21 番「いまこむと」が読まれた後は 2 字の「いま」で、さらに 61 番「いにしへの」も読まれた後は 1 字の「い」で決まります。このページの CPU の上級は、残りの札での決まり字で押します。首ごとの結果にも、その時点の決まり字が表示されます。[2]
取り札の字
取り札には下の句だけが、かなで 3 行に書かれています。伝統の取り札は濁点を付けずに書くので、1 番の下の句「わがころもでは」は「わかころもては」と書きます。このページの初期設定も濁点なしで、メニューの「取り札に濁点を付ける」をオンにすると付きます。[1]
流れる読みのかなは読み上げの音で書き、取り札の字は昔の仮名遣い(歴史的仮名遣い)で書くので、同じ歌でも字が違うことがあります。たとえば 1 番の上の句の「かりほのいほの」は、読みでは「かりおのいおの」と流れます。
このページでの操作
メニューで遊び方(散らし取り・1 対 1)と枚数・札の範囲・読む速さを選んでから、「CPU と対戦」の初級・中級・上級を押します。CPU の強さは、覚えている歌の割合と、歌が決まってから押すまでの速さで変わります。「ひとりで練習する」を押すと、CPU のいない散らし取りで、取るまでの時間を記録します。
札の範囲は、100 首すべて、歌番号の 20 首ずつ(1〜20 番など)、一字決まりと二字決まりの 49 首から選べます。
盤の下に読みのかなが流れ始めたら、読まれた歌の取り札を押します。スマホやタブレットでは札をタップします。CPU が先に取ると、その札は CPU の束へ動きます。1 首が終わるたびに、歌の全文・歌人・決まり字と、誰が取ったかが表示されます。
3D 表示の右(画面幅が狭いときは下)の「ボタンで操作」の欄には、場の札が取り札の字のボタンで並び、押すと取れます。1 対 1 で札を送る番には、自分の陣の札のボタンで送る札を選ぶか、「決まり字の長い札を送る」を押します。この欄を使うと、3D 表示が使えない端末でも、キーボードだけでも遊べます。
盤は真上からの視点で始まります。3D 表示の右上の「斜めから」「真上から」で切り替えられます。ドラッグで視点を回せます。マウスのホイールかピンチ操作で拡大・縮小できます。時間で取る遊びなので、「1 手戻す」はありません。1 台の端末で 2 人が取り合う遊び方は、このページにはまだありません。
勝つためのコツ
- まず一字決まりの 7 首の下の句を覚えると、1 字目が出た時点で札を探し始められます。
- 次に、二字決まりの 42 首を、頭の字ごとにまとめて覚えます。札の範囲で「一字決まりと二字決まり」を選ぶと、その 49 首だけで練習できます。
- 上の句と下の句の組み合わせを覚えたら、流れ始めてから押すまでの時間を縮めます。ひとりの練習では、取った札の平均の時間が結果に表示されます。
- 1 対 1 では、決まり字の長い札を相手に送ると、相手はその札が決まるまで押せないので、取るのが遅くなります。
百人一首かるたの歴史
小倉百人一首は、藤原定家が選んだと考えられている、100 人の歌人の和歌を 1 首ずつ集めたものです。成立は 13 世紀の前半と推定されています。[1]
江戸時代に木版画の技術が広まると、百人一首は絵入りの歌がるたとして庶民に広まり、遊びとしても親しまれました。[1]
札を取り合う遊び方は地方やかるた会によってまちまちでしたが、1904 年に黒岩涙香が東京かるた会を作ってルールをまとめ、競技かるたの大会を開きました。今の競技かるたは、全日本かるた協会の定めたルールで行われています。[3]
出典
よくある質問
百人一首かるたは無料で遊べますか?
無料で遊べます。会員登録やアプリのインストールは必要ありません。ブラウザ上の 3D 表示で、CPU と対戦するか、ひとりで練習できます。
決まり字とは何ですか?
上の句の初めから何字まで聞けば、どの歌かが 1 つに決まるかを表すものです。百人一首では、1 字で決まる歌が 7 首、6 字まで聞かないと決まらない歌が 6 首あります。読まれた札が増えると、残りの札で区別できる字数が短くなります。
一字決まりの 7 首はどれですか?
87 番「むらさめの」、18 番「すみのえの」、57 番「めぐりあひて」、22 番「ふくからに」、70 番「さびしさに」、81 番「ほととぎす」、77 番「せをはやみ」の 7 首です。頭の字をつなげて「むすめふさほせ」と覚えることがあります。
取り札に濁点を付けられますか?
付けられます。伝統の取り札は濁点を付けずに書くので初期設定は濁点なしですが、メニューの「取り札に濁点を付ける」をオンにすると付きます。
お手つきをするとどうなりますか?
散らし取りでは、次の 1 首は札を押せません。1 対 1 では、相手から札を 1 枚送られます。1 対 1 で、出札がある方の陣の別の札を押したときは、お手つきになりません。
友達と対戦できますか?
できます。メニューの「友達と対戦(URL を送る)」で招待用の URL を作り、相手に送ります。散らし取りは 2〜4 人、1 対 1 は 2 人で、全員がそろうと始まります。読みの字は全員に同じ時刻で届き、押すまでの時間は各自の端末で 1 字目から測るので、回線の速さの差で取りが決まりません。空いている席は「空いている席を CPU に任せて始める」で CPU(中級)にでき、途中で抜けた人と、切れたまま戻らない人の席も CPU が受け持ちます。
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