遊び方・ルール
ババ抜きは、手札から同じ数字の札を 2 枚ずつ捨てていき、最後までジョーカー(ババ)を持っていた人が負けになるトランプのゲームです。52 枚にジョーカーを 1 枚足した 53 枚を使います。[1]
札は全員に 1 枚ずつ配り切ります。人によって 1 枚多くても構いません。4 人なら 14・13・13・13 枚、3 人なら 18・18・17 枚、2 人なら 27・26 枚です。[1][3]
配り終えたら、それぞれ自分の手札から同じ数字の 2 枚を 1 組にして、表向きで場に捨てます。マークや色は関係ありません。同じ数字が 3 枚あれば 2 枚だけ捨てて 1 枚は残し、4 枚あれば 2 組とも捨てます。ジョーカーには相手が無いので、持っている人の手札に残ります。[1][3]
番は時計回りに回ります。自分の番には、前の人(右隣)の伏せた手札から 1 枚を選んで引きます。引いた札と同じ数字の札が手札にあれば、その 2 枚を捨てます。無ければ手札に加えます。次は左隣の人が、あなたの手札から 1 枚引きます。[1]
手札が無くなった人から上がりです。上がり方は、引いた札で最後の組を捨てるか、最後の 1 枚を引かれるかの 2 通りです。配った直後に組を捨てた時点で手札が無くなった人も上がりです(めったにありません)。[1][3]
引いた人がその札で上がると、次の人は引く相手がいなくなるので、引かずに番を飛ばされます。その次の人が、飛ばされた人の手札から引きます。たとえば赤が上がった直後なら、緑は引かず、黄が緑から引きます。このページでは、引かれる人の名札を点線の枠で示し、自分の番には状態の行にも誰の手札から引くかを出します。[1][3]
手札を持っている人が 1 人になったら、その回は終わりです。最後まで手札を持っていた人(ジョーカーが残った人)の負けです。ほかの人は上がった順に 1 位・2 位…になります。2 人が同時に上がったとき(最後の 1 枚を引き、その札で引いた人もそろって上がったとき)は、引かれた人を先の順位にします。[1][3]
このページでは、回数を 1・3・5 回から選び、順位の点(4 人は 1 位から 3・2・1・0 点、3 人は 2・1・0 点、2 人は 1・0 点)の合計で優勝を決めます。同じ点のときは、最後の回の順位が上の人の勝ちです。
最初の回の親(最初に引かれる人)は無作為に決め、親の左隣の人が親の手札から引いて始めます。親は回ごとに時計回りに 1 つずつ回ります。前の人から引くババ抜きは、引くときの手札が偶数枚だと有利になりやすいので、このページでは配られた枚数が 1 人だけ違う人が親になるように配ります(4 人では親が 14 枚)。こうすると、席による勝ちやすさの差がほぼ無くなります。[1][4]
手札は、自分が引いた後に毎回、自動で混ぜます。並べ替えのボタンはありません。手札は数字の順には並びません(数字の順に並べると、ジョーカーの場所がいつも端になります)。
ジジ抜きとローカルルール
ジジ抜き: ジョーカーを使わず、52 枚から 1 枚を誰にも見せずに抜いて脇に置き、残りの 51 枚でババ抜きと同じように遊びます。抜いた札と同じ数字の札が 1 枚だけそろわずに残り、最後までその札(ジジ)を持っていた人が負けです。どの数字がジジかは誰も知らないので、最後のほうまで分かりません。このページでは、メニューの「ジジ抜き」で選べ、抜いた札は回の終わりに表にして見せます。[2]
ジジ抜きは 3 人か 4 人で選べます。2 人では、相手から引いた札が自分の手札とそろわなければ、その札がジジだと分かってしまうからです。[6]
海外の Old Maid: 英語圏ではジョーカーを使わず、クイーンを 1 枚抜いた 51 枚で遊び、残ったクイーンを持っていた人の負けです。上がった順に順位は付けず、負けた 1 人を決めるだけの遊び方が多いです。引き方と組の捨て方は日本のババ抜きと同じです。[7]
このほかにも、最後まで札を持っていた人を勝ちにする遊び方や、ジョーカーを 2 枚入れる遊び方などがあります。資料によって決まりが違うので、このページでは入れていません。[2]
このページでの操作
最初に、3D の表示の右(画面の幅が狭いときは下)の欄で、人数(2〜4 人)・回数(1・3・5 回)・ジジ抜きを選び、次に遊び方を選びます。「CPU と対戦」の初級・中級・上級では、あなたが赤の席で、ほかの席は CPU が引きます。「この端末で 4 人で遊ぶ」(数字は選んだ人数)では、1 台の端末を交代で使います。番が替わるたびに幕を出し、次の人が幕のボタンを押すと、その人の手札だけが見えます。
「友達と対戦(URL を送る)」では、ルームの URL を送って一緒に遊べます。人が足りないときは「空いている席を CPU にして始める」で、空いた席を CPU に任せられます。接続が切れたままの人の席も CPU が代わりに引きます。3 人以上の対局では「投了」の代わりに「抜ける(CPU に任せる)」があり、抜けた人の席も CPU が引きます。
自分の手札は卓の手前に表向きで並びます。自分の番になると、前の人の伏せた手札が卓の手前の中央に大きく並びます(8 枚以上は 2 段)。引きたい札を押すと手前にせり出して光り、もう一度押すか、3D の表示の下端の「引く」を押すと引きます。ほかの札を押せば選び直せます。
引いた札はあなたの手札の右端に入り、そろえば 2 枚が場の中央に捨てられ、手札が混ざります。相手の手札は伏せたまま卓の左・奥・右に並び、名札に席の色・手札の枚数・上がりの順位を表示します。番の人の名札は枠が光り、引かれる人の名札は点線の枠になります。卓をドラッグすると視点が少し回り、右上の「斜めから」「真上から」で視点を切り替えます。
3D の表示の右(画面の幅が狭いときは下)の「ボタンで操作」の欄でも、前の人の伏せた手札のボタンを押して札を選び、「引く」を押して引けます。キーボードでは Tab キーで伏せた手札のボタンに移り、左右の矢印キーで札を移って、Enter キーかスペースキーで選び、もう一度押すか「引く」を押すと引きます。欄には、自分の手札・直前の手・席ごとの枚数と点・回ごとの順位も表示します。3D の表示が使えない端末でも、このボタンだけで遊べます。
引いた札を見てから引き直せないように、1 手戻すは使えません。
勝つためのコツ
- 人の手札は毎回混ざる: 人(あなたと友達)の手札は、引いた後に毎回自動で混ざるので、並びからジョーカーの場所は分かりません。友達対戦では、どこから引いても同じです。
- CPU のくせを探す: 初級の CPU は、ジョーカーを持っていると、自分が引いた後にいつも手札の決まった場所へ置くくせがあります。中級の CPU はときどきこのくせが出ます。上級の CPU にはくせがありません。CPU からジョーカーを引いてしまったときに、それが手札のどこにあったかを覚えておくと、次から避けられることがあります。
- 枚数を見る: 前の人の手札が少なくなるほど、ジョーカーを引く危険は大きくなります。たとえば前の人の手札がジョーカーともう 1 枚の 2 枚だけなら、ジョーカーを引く確率は半分です。名札の枚数で、誰がジョーカーを持っていそうかを考えましょう。
- 2 人のとき: 自分の手札の札とそろう札(同じ数字のもう 1 枚)は、全部相手が持っています。相手の手札で分からないのは、どれがジョーカーかだけです。
- ジジ抜きでは、捨てられた札を数える: ジジの数字は、場に 2 枚までしか捨てられません(ほかの数字は最後には 4 枚とも捨てられます)。終盤に、捨てられた札が 2 枚のままの数字を数えると、残った札がジジかどうかの手がかりになります。
ババ抜きの名前と歴史
ババ抜きは、英語圏で Old Maid と呼ばれているゲームの仲間です。old maid は「年を取っても結婚していない女性」を指す古い言い方で、相手のいないクイーンが 1 枚だけ残ることから付いた名前です。日本語の「ババ(婆)」はこの名前から来ているとされています。[1][6]
1907 年に出た『世界遊戯法大全』は、「お婆拔き」(Old Maid)を「一名クイン拔き」と、よく知られた遊びとして名前を挙げています。同じ本は、K を 1 枚抜く「お爺拔き」を紹介し、何の札か分からないように 1 枚を抜いておく遊び方も勧めています。この本にはジョーカーは出てきません。[5][6]
いつからジョーカーを使うようになったかは、はっきりしていません。ジョーカーを使う遊び方は日本人の工夫ではないかという説もありますが、確かめられていません。英語圏でも、ジョーカーを入れる遊び方は変種として知られています。[6][8]
英語圏の Old Maid は、19 世紀の前半の本にすでに記録があります。いまの英米の遊び方では、クイーンを 1 枚抜いた 51 枚を使い、負けた 1 人を決めます。日本ではジョーカーを外れ札にして遊ぶのが普通です。[1][7][8]
出典
- Wikipedia「ババ抜き」(日本語版)(新しいタブで開きます)
- Wikipedia「ジジ抜き」(日本語版)(新しいタブで開きます)
- 「ババ抜きのルールを徹底解説」(トラそび)(新しいタブで開きます)
- 荒川正幹「ババ抜きにおける勝率の偏りを低減する方法の提案」(宇部工業高等専門学校研究報告 72 号、2026)(新しいタブで開きます)
- 松浦政泰編『世界遊戯法大全』(博文館、1907。国立国会図書館デジタルコレクション)(新しいタブで開きます)
- 藤井秀樹「トランプのジョーカー~どうして『ババ』と呼ぶように?」(朝日新聞デジタル ことばマガジン、2014)(新しいタブで開きます)
- John McLeod「Old Maid」(Pagat)(新しいタブで開きます)
- Wikipedia「Old maid (card game)」(英語版)(新しいタブで開きます)
よくある質問
何人で遊べますか?
2 人から 4 人です。人数はメニューで選びます。CPU と対戦するときは、あなたが赤の席で、残りの席を CPU が引きます。友達対戦では、人が足りない席を CPU に任せて始められます。
ジジ抜きとババ抜きの違いは何ですか?
ババ抜きはジョーカーを 1 枚足した 53 枚で遊び、最後にジョーカーが残った人が負けです。ジジ抜きはジョーカーを使わず、52 枚から 1 枚を誰にも見せずに抜いておき、そろわずに残った札(ジジ)を持っていた人が負けです。ジジ抜きでは、どの数字が外れ札なのかが最後のほうまで誰にも分かりません。
上がった人の次の順番はどうなりますか?
引いた人がその札で上がったときは、次の人は引く相手がいないので、引かずに番を飛ばされます。その次の人が、飛ばされた人の手札から引きます。最後の 1 枚を引かれて上がったときは、そのまま順番どおりに続けます。
2 人でも遊べますか?
はい。2 人では、自分の手札の札とそろう札(同じ数字のもう 1 枚)は全部相手が持っているので、相手の手札で分からないのはジョーカーの場所だけです。ジジ抜きは、2 人ではジジが分かってしまうので、3 人か 4 人のときだけ選べます。
CPU の強さで何が変わりますか?
どの段階の CPU も、引く札は無作為に選びます。違うのは、CPU がジョーカーを持っているときに、自分が引いた後でジョーカーを置く場所です。初級はいつも決まった場所に置くくせがあり、中級はときどきくせが出て、上級はくせがありません。くせに気づけば、ジョーカーを避けやすくなります。ジジ抜きでは誰もジジを知らないので、強さの差はありません。
優勝はどう決まりますか?
選んだ回数(1・3・5 回)を遊び、順位の点の合計が一番多い人の優勝です。4 人は 1 位から 3・2・1・0 点、3 人は 2・1・0 点、2 人は 1・0 点です。同じ点のときは、最後の回の順位が上の人の勝ちです。各回の負け(ジョーカーが残った人)は、回の結果に出します。
対局の統計の送信
対局の始まりと終わり、友達対戦の接続の成否、3D 表示の失敗などを、このサイトのサーバーへ送っています。どのゲームが最後まで遊ばれているか、どの端末で表示や接続に失敗しているかを調べて、不具合の修正とゲームの改良に使います。送らない場合は、下のスイッチを切ってください。
送信する情報
ゲームの種類、遊び方(CPU 戦・この端末で交代・1 人用・友達対戦)、CPU の強さ、対局の設定(五目並べとチェッカーのルール・ルドーとダイヤモンドゲームと大富豪と七並べと神経衰弱とババ抜きの人数・大富豪と七並べとババ抜きの回数)、結果、手数、対局時間の区分、友達対戦の接続の成否と再接続の回数、3D 表示の失敗と描画の速さの区分、端末の種類(スマホかどうか・メモリとコア数の区分)、ブラウザと OS の種類。
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